
アントシアニンは、植物界において広く存在する色素、アントシアン(果実や花の赤、青、紫を示す水溶性色素の総称)のうち、アントシアニジンがアグリコンとして糖や糖鎖と結びついた配糖体成分のことで、高等植物では普遍的な物質であり、花や果実の色の表現に役立っています。
抗酸化物質として知られるポリフェノールの1種で、ブルーベリーやブドウに含まれる紫色の色素がそうですし、すみれの「すみれ色」はアントシアニン類の色なんですよ。。
ブルーベリーの中で最もアントシアニンを多く含むのが、ビルベリーで、100g 当たり350mg 程度のアントシアニンを含有しています。1日当たり120g
以上のアントシアニンを摂取すれば眼精疲労などに効果があると言われており、必要以上に摂取されたものは排泄されます。
アントシアニンが、眼精疲労を軽減したり、夜盲症患者の視力を改善する効果を持つことが判ってから、イタリア、フランス、スペイン、ニュージーランド、韓国などでは医療用医薬品として使用されており、ヨーロッパでは、白内障の治療にブルーベリーを素材にした医薬品が使われ成果を上げています。
日本ではまだ医薬品として認可されていませんが、色々な会社からブルーベリーサプリメントが販売されていて、その人気の高さが伺えます。
普段の生活ではなかなかブルーベリーやビルベリーなんて食べる機会がないので・・・とりあえず私はサプリメントを続けてみようかと思っています。
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